四肢と視覚に障害のある私は、どこへ行くにも介助者のサポートが欠かせません。
仕事に行く時も、病院に行く時も、スーパーへ買い物に行く時も、常に誰かと一緒です。
もちろん、ご飯を食べに行ったりお酒を飲みに行く時も、誰かがそばについていてくれます。
そうしないと、メニューの中から食べたい料理を選んだり、運ばれてきた料理を食べることができませんからね。
ところで最近、知人からちょっと困った話を聞きました。
ある地域では、居酒屋などお酒を出すお店は「移動支援サービスの利用に際し不適切な場所にあたる」として、ヘルパーさんに同行してもらい行くことができないのだという。
するってえと、障害者は宅飲みしかしちゃいけないのでしょうか?
うーん、これってどうなんでしょう。
確かに、いわゆる公序良俗に反するような行動は慎むべきだと思いますし、そういうことにヘルパーを利用しちゃいけませんが、居酒屋へ飲みに行くのもダメっていうのはいかがなもんでしょう。
たまには一日の終わりに、ぱぁーっとお店で一杯やりたい時もあるでしょう。
いろんな事情があってそういうルールになってるのだと思いますが、いい方向に変わっていくといいですね。
追伸 未成年の皆さん、お酒は二十歳になってから、ですよ。
(2012年6月7日記)
本文終わり